副都心線開通

 6月14日から 副都心線が開通し、1週間経ちました。それまで 開通前の地下鉄の新駅を見て楽しんでいたので、副都心線の開通は 期待と同時に あの新駅が実際に使われてしまうのか、という残念な気持ちもありました。 「東京で作られる最後の地下鉄」だそうですが、 未開通の新駅は暗いトンネルの走って行ってフーッと浮かび上がる<BR>
光のステーションで 明るく輝き引き寄せられるものです。 しかもトンネルという平面を走っているのに 圧倒的に浮かび上がって感じられるものでした。 数週間、完成したてのピカピカの光のステーションと真っ暗な宇宙感覚を楽しんでいました。

 さて 渋谷まで11分(池袋から急行で)。 この触れ込みは 「順調に走行すれば」なのです。 まあ 初日の16日は いろいろありました。

 朝から タイムスケジュールは 大混乱。パンクチュアルで時間通りの日本の鉄道網のはずですが、メトロさん、もっと気合をいれて!と言いたくなる状況。一駅進んでは 「時間調節のため、しばらく停車します」。駅で停車ならまだいいですが、線路の途中で、「前の電車が駅に止まっていますので、一時停止します」などとやられると、窓外の景色もなく、地下鉄の不安感は急増します。 初日は 11分の予定を90分かかって、渋谷まで行きました。

 新駅が綺麗なのと、それでも山手線程混雑していないのが メリットですが、和光、志木方面の人々の利用が増えると、・・・たちまち込んできそうです。

 有楽町線は 和光市方面から永田町など都心にダイレクトに入れるのがメリットで利用者はかなり多く 朝夕は相当混みます。
 さらにまた 渋谷に一本で行けるとなって、新たな住人が和光市、埼玉方面に流入すると、有楽町と副都心線が合流する 小竹向原駅までの混雑は 大変なものになりそうです。『鉄道が敷かれ、周辺地域の人口が増えて、開発が進む』、という開発モデルの21世紀の最後の例になるのでしょうか。

 方向性としては 鉄道も道路ももういらない、それより道州制のような、現在よりはもう少し大きな地域社会の単位で、ある程度完結する共同体経営を考える方が 人の暮らし方に合っているように思います。 それが 結果的には 環境にやさしいのではないでしょうか。

 社会福祉や、高齢者医療など いろいろなものが地域単位で行われるようになっています。地域の自立性を高めることが必要です。 和光市や沿線の埼玉の住民が 東京の新宿3丁目、渋谷に結び付けられるのが、果たしてどうなのか? 副都心線は 最後の東京の地下鉄だと思いました。

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ネパールの政変

ネパールの議会が王政を廃止して、共和制に移行することを決定し、ネパール王は王宮から出た、とのニュースがありました。 

国内で大きな騒動や、衝突は報道されていないので、平穏に王が政権を明け渡し、議会の統率の下、国内治安も行政システムも平静を維持しているようです。

日本の「明治維新」に至る、江戸城無血明け渡しも こんな風だったのかしら、と想像します。

人心が自分の政権にないことを知り、次のやり方へ、政治権力が移転する際、市民を巻き込む流血の騒乱は 大変な社会的損失です。

政権譲渡を穏健に認めること、政治手法の変化を自ら知り、進退を決めることが、21世紀の政治システムには 必要な知性だと思います。 

そういう意味で 日本の政治も政権交代が必要で、ある思想の基に政治運営をしてきても、そこから人心が離れ、政治のほころびが目立ったら、また別の政治思想のもとに 違う方向から国を導くことが必要なのではないでしょうか。

「明治維新」の その後の展開はそのまま国内的に権力闘争がなかったわけでは ありません。ネパールからも 多くの留学生や、就労ビザの人が日本に来ています。遠い母国の状況に、国にいる家族、親戚、友人はどうしているか、気がかりも多いことと思います。

 平穏に政権譲渡を実行し、民主制の下にネパールの国作りが進むことを願います。

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歴史クイズの答えです。

歩行者天国で賑わう日曜(6月8日)、秋葉原で通り魔事件が起こりました。 

身勝手な一人の男の蛮行に深い憤りを禁じ得ません。いろいろな夢や希望を持って、日々暮らしている人々が 理不尽にも一瞬で命を奪われるようなことは 許しがたいことです。

アキバ系、ゲームオタク、派遣労働者、人のつながりの希薄さ、問題はいろいろ見えてきます。 掲示板に自分の思いや、独り言のような行動の書き込みをしていたというのは 究極では 誰かに知ってもらい、引きとめてもらいたかったのでしょうか。自殺する人が その前に ほのめかしたり、予告するというのと 同様なことをしていたのでしょうか。

しかし どんな理由があれ、命に手をかける行為は 絶対、許されません。

歴史クイズの答えを書くつもりが あまりの悲惨さに 遅れてしまいました。

でもやはり、正解を聞いておかないと 気持ちがすっきりしないという方もいらっしゃると思い、・・・

前回の歴史クイズの答えは

1問目は3、2問目3 3問目1

です。いかがでしたか。 

 

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知らなかった!真実

歴史は 残ったものによって書かれます。 あるいは 当時者が書き残したとしても、次の世代の人にとって、必要なものは残され、不要なもの、都合の悪いものは消されるので、歴史は 常に勝者のものです。 

ただ 今日の日本では まだ 自由と民主主義は 確保されているので、多様な観点から歴史を読める楽しみがあります。

歴史クイズです。

I)正倉院は聖武天皇の遺品を納めた宝庫として知られますが、当時の収蔵品で、最も多かったものは何でしょうか?

①唐・西域など外国の絹織物、②国内の青銅・勾玉などの宝石類 ③唐の最新の武器

Ⅱ)藤原時代の僧で、行基が慈善活動をしたことは 知られています。当時の仏教僧の活動の中心は何だったでしょう。

①民衆救済、②一般民衆への学問・説教 ③寺院内での学問・研究

Ⅲ天皇の後ろで政治権力を求め、法王に上り詰める過程で道鏡がとった政策は?

①一般大衆に一定の土地所有を認めるポピュリズム ②貴族の邸宅・財産をを守る僧兵育成、 ③仏教・僧の力を見せつける日本各地への寺院建設

さて、それぞれ正解は どれでしょうか?

正倉院展も開かれていますし、・・・。調べて見ると面白いです。

正解は              明日のお楽しみに。 sign02 eye

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家族ってナー二

「おひとり様」、「中高年離婚」、「シングル」、「未婚の母」いろいろな形で 皆真剣に生きていて、それが いわゆるフツーの家族の形とは少しずつ違ったものになっている。 だけどどれもアリだと思うのです。

そして、家族が広がり増えていく方向では 里子の受け入れもそうだし、高齢者や障害者を対象にしたグループホームも 一つの拡大家族だと思うのです。

そもそも 戦後のマイホーム志向が 夫婦と未婚の子供の構成を標準家族として様々な政策を展開したから、それが一般的な家族だと誤解され、その誤解がほとんど幻想のようにばらまかれて 家族構成を小さな消費単位に縮小して、専業主婦の地位も矮小化してきたように思うのです。

家族ってそんな枠にはまる硬直した集団ではありません。 もちろん 未成熟な乳幼児を守り育てることと、高齢になって体力や精神力が衰えていくお年寄りを守ることは 家族の原点ですが、問題はその間の 成長して働き手となった世代を 独立せよ独立せよと切り離した事で、集団としての家族の弱体化が始まったと思うのです。

もちろん大家族主義を復活せよと キャンペーンしたいのではありません。 家族とか愛情とか、いうものでは非常に個人のプライベートな部分で、個人を尊重するのと同様に家族の構成も 幅広く様々な形を認め受け入れていくことが 一番大切だと思うのです。

そんなことで、6月4日の最高裁の判断は 久しぶりにヤッタ!と思いました。

~~~~以下は「石井事務所通信」に書いた内容です~~~~

最高裁判所大法廷(裁判長 島田仁次郎)で 「生後認知に加え、父母の結婚がなければ、日本国籍が取得できないと定めた国籍法は憲法違反」であるとして 国籍法3条が 「父母の結婚」を国籍取得要件としていることを 意見無効とする判断を示しました。 

未婚の日本人父とフィリピン人母との間に生まれ、出生後に 父から認知を受けた、10人の子供が 日本国籍の確認を求めた訴訟の上告審判決です。

日本に住む外国人母の 婚外子は 数千人いると言われ、さらに 出生後帰国した婚外子数万人に新たな国籍取得の道が開かれる可能性が生まれると、厚生労働省は 指摘しています。 この違憲判決には 速やかに国会の場で国籍法の改正議論がされる必要があります。

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国籍には 権利と義務が付きまとうので、法務省も慎重になるのでしょうが、家族間の変貌の中で、今回の原告の方々は 受け入れるべき人たちだと思うのです。

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水族館で発見

水族館は最高に癒しの空間です。 思い思いの姿形で、どの生物も海の時間を生きている。神奈川県の八景島シーパラダイスで 根源的で単純で、そして本質的な発見がいっぱいありました。

氷の上に佇んでいるか、よちよち歩いているユーモラスな姿がイメージされるペンギンが、実は水の中では ツバメ並に素早くスーイスーイと泳ぎ回る鳥だということ。

鰯の群れが群がって泳ぐさまは 竜巻の様でムレなんてものではなく、群群群群群だということ。

魚は自分の体側の水平線を保って泳ぐので、魚がお腹を上に見せているのは死にそうな時ですが、アザラシはお泳ぎながらでんぐり返しをして、お腹を上にして、水中背泳ぎを実に気持ち良さげにスーィッと泳いでいます。そのお茶目ないたずらっ子ぶりに、アザラシは哺乳類だと 改めて感じるのでした。

もちろん 最近話題のクラゲも たくさん見てきました。 青い神秘的な透き通る静かな水の中で、フワン、フワンと流れるでもなく、泳ぐでもなく漂っている姿は 不思議です。

根が生えて動かない植物と、 動き移動し活動する動物。陸上の風雨にさらされる動物の活動と違い、すべてを包み込む水の中の生き物たち。 彼らが生きて漂っている時を共に過ごしていることに大きな幸せを感じました。

多種類の生物の平和共存。 よくこんな形に造形した、と驚きいるものばかり。

やっぱり 地球環境を守らなければ・・・。

 

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9条世界会議が始まりました。

5月4日から 「9条世界会議」の全体会と音楽ライブが 幕張メッセで始まりました。

「世界は9条をえらび始めた。」世界中の5大陸の人々が 集まり、語り、歌い、戦争・暴力のない世界を、つくろう、そのために何が必要なのか、いま 私たちは 何ができるのかを語り合おう、という企画です。

ピースウオークで広島から歩きつないできた人たちも、みんな集まって隣の人と話してみよう、それだけでも いろんな人が様々な思いで、それでもこの地球上の人みんなで共に生きて行こうよ、という思いは一つで 集まっていることに 共感できるでしょう。

利害が対立し、紛争をゼロにすることはできないけれど、紛争解決の手段として、暴力を使うのは絶対間違っています。人類を廃絶しかねない核兵器は使うことはもちろん、持つことも、絶対いけません。 暴力によって人は動かせませんし、暴力によって地球の未来を作ることは できないのです。

 5月3日の開会前のレセプションに ボランティアとして参加してきました。平和を望む人々が世界中から集まってきました。 民族衣装にオリジナルなヘヤ―スタイルに 多彩な文化アイデンティティを表現しながら 見事に自然体。日舞、ラップ、和太鼓のリズムにスイングして、ゲストのスピーチにもハイテンションで盛り上がっていました。

 幕張メッセでは 多くのイベントが開かれ、賑わっています。そんな光景にも 日本に9条があってよかったなと実感するはずです。  

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それぞれの判断

ここ数日 それぞれの人からそれぞれの思想信条に則った画期的な判断が出されました。

どれも 本当に勇気ある判断であったと思います。 どちらの判断にも深く共感し、本当にうれしく思いました。

その判断とは ひとつは4月17日名古屋高等裁判所がだした、航空自衛隊のイラクでの空輸活動について、「憲法9条1項に違反する活動を含んでいる」という判断です。

「人を殺傷し物を破壊する行為が現に行われている地域」は「戦闘地域」に該当する。

「輸送等の補給活動も戦闘行為の重要な要素」、そして航空自衛隊の多国籍軍の首都バクダッドへの空輸活動はそれに該当し、憲法9条に違反する活動を含んでいる。

明快で 説得的な判断です。 司法が法に則って下した判断を 何より、行政府は謙虚に受け止めて欲しいと思います。 首相が「傍論でしょう」ととぼけたり、航空幕僚長が「『そんなの関係ねえ』という状況」などというのは もってのほかです。 他者の意見に謙虚に耳を傾けられない人は、国会議員としても 行政官としても失格ではないかと思います。

もうひとつの画期的な判断は 長野県の善光寺が出した、聖火リレーの出発式会場辞退の判断です。仏教寺院として、チベット仏教への共感があること、チベット問題への中国政府の対応に問題提起をしたことは 信条に則った勇気ある意志表示だと思いました。

 それぞれの譲れない理念、信条に従い 謙虚に意志表示しても、大きな反響を呼びます。 しかし 権力や時流に流されず、己の信ずる正義を表明して行きたいな、と私自身強く思います。

 人を殺し合うことにどんな正義もない、と 思うのです。 主義主張は違っても 宇宙のたった一つの星、地球上から、人類の殺戮・戦争は絶滅したいと 願っています。

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春の園芸

4月の一週目が終わると、春休みも終わり。4月の7日、8日は 入学式ラッシュでしょうか。

新しい門出は 見守る周りの者も幸せな気分になります。 これからの日々の成長に期待が大きくもてるから。 「可能性」って得体が知れないものだけど、私は 信じられます。

パンドラの箱で、最後に「希望」が出てきたように、先行きが未知で不確実でも、理想を信じて頑張ってしまうのです。そうした未知へ賭けるという点では、子どもも、動物も、植物も、基本は同じだと思います。 目をかけ、手をかけ、見守る。

 この春も、たくさん種をまきました。 温かい気温と雨、風をたくさん受けて、きっときれいな花が咲いてくれるだろうと、おいしい野菜が取れるだろうと、信じて、播きました。

ターシャのような庭つくりが夢ですが、・・・しばらくはベランダガーデニングです。

無事 芽が出たら、アルバム公開します。

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2万分の3

先日、京都大学の 山中伸弥教授の講演会に行ってきました。
今をときめく再生医療の旗手有楽町マリオンの朝日ホールは 満員で立ち見の人もいました。 端正で、クール、平易な語り口でいとも簡単に遺伝子を突き止めていったプロセスを話されるのですが、「研究に幸運があった」事も事実でしょうが、幸運を呼び込んだ必然も納得される人柄でした。

 2万個の、どれもとっても難しそうでヒエログリム並に読みにくそうな設計図から、5年近くをかけて、求める設計図わずか3枚を発見。 

 その他の多くの設計図は「作り方」が書いてあるけれど、山中さんが発見した3枚には その分解の仕方、再び使える形にして元の素材に戻す、その「戻し方」が書いてあるらしいのです。

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)という、皮膚、肝臓、心臓、神経とさまざまに分化しうる万能細胞を作ることに成功した、京都大学の山中信弥教授の研究は ざっと 以上のようなことらしい。

ES細胞という胚細胞から作る万能細胞は良く知られているが、受精卵が必要なES細胞でなく、分化した皮膚細胞の核に 山中さん達が発見した3つの遺伝子を入れて働かせると、初期化して未分化な万能細胞(iPS細胞)ができる。

「再生医療のエース」山中信弥教授の講演会を 3月21日有楽町の朝日ホールで、聞いてきました。3月最高の収穫でした。とても精密で厳格な研究をしていると思うのですが、その語り口は シャープでソフト。 驚くほど分りやすくて、本当に基本的なことを 大局観を持って、突き進んだら、あっけなく正門が開いた、という感じの話しぶりでした。

またえらぶるところもなく、他の大学の先生方の研究も適切に踏まえ、紹介しながら、ご自身の研究室の若手研究員の取り組みを評価し、讃えているのも気持ち良く、すごい人物だなと感じ入りました。

京都大学が iSP細胞研究センターを作ったり、文部科学省が 山中教授の研究に、特別予算を組んだりする理由が 良く分かりました。 もちろん再生医療の最先端で、医薬関連の知的財産、さまざまな特許の埋もれる山を 日本が世界に先駆けて抑えることができる重要性は計り知れないですが、なにより この人に任せようという信頼感が山中教授の真摯で誠実な人柄に あふれていました。

京都大学を中心に 慶応大学や理科学研究所など主要医学機関のネットを構築し、再生医療の可能性に向けて分野ごとの分担制で 研究開発に取り組んでいるとのことでした。

ハーバード大学やカリフォルニア大学がこの分野に振り向ける予算規模とは それでも大きな開きがあるそうですが、この分野で日本発の研究成果をぜひ 物にしてほしいと思いました。

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«在留者に「知って得・日本語講座」受講の義務化を